女性シンガーソングライターもの
60’s~70’sのアメリカン・ロックや、アイリッシュ、ジャズ、ソウルなどの良質な部分を基礎に、独特の情感溢れるハスキー・ヴォイスで切々と唄うシンガー・ソングライター、ジョン・オズボーンのデビュー作(96年発表)です。
ヒット・シングルの「One Of Us」をたまたまラジオで聴いて、「うぉっ、何てイイ曲!イイ声!」と惚れてソッコーでCDを買ってずっと聴きまくっておりました。90年代半ばぐらいまでの時期ってアラニス・モリセットとかベス・オートンとか、素晴らしい女性シンガーがたくさん出て来た時期で、いずれも個性的な人達の中にあって、とことん慎ましく、一瞬本当に「コレは70年代の作品じゃないの?」と思ってしまうぐらいの誠実な音作りと土臭さを感じさせるヴォーカルは、逆の意味で新鮮でしたね。
ちなみに「One Of Us」は、あのプリンスもライヴでカヴァーしていました。(リーダー)
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