声に出して読みたい
せっかくのいい天気だったのに、2、3日風邪っぽくてインドアライフ満喫中。
ちょうど嫁が里帰りしているので、家に籠もって大人しくしてるのもいいかなと思って、古本を買い込んで音楽聴きながら読みまくってます。
本は色々と買ったのですが、今ちょうど読んでいるのが吉増剛造の詩集です。
吉増さんの存在は、結構前から知っておりましたが、衝撃を受けたのは、我が心の師匠、高柳昌行との共演盤(吉増さんの朗読と、高柳ニュー・ディレクションのキョーレツな演奏の共闘)である「死人(しびと)」だった訳で。
《レビュー↓》http://www.recosell.com/cd/00/01/53/00015336_1.html
演奏はもちろん、その朗読の斬新なスタイル(まるで即興演奏だ!)にすっかりヤラレてしまい、著作もボチボチ集めてるんです。
ちょうど今は家で一人だし、詩集を声に出して読んでおります。そしたら凄いんです、「読んでる」という感覚はだんだんなくなってきて、もう「唄ってる」感覚になってくるんです。いや、凄い。吉増さん自身もその朗読に定評がある方なので、さもありなんな訳なんですが、声に出すともうまったく別次元!自然と文節をリズミカルに区切ったり、速度の緩急を付けてみたり、声の質感を変えたり・・・・。まぁとにかくお試しください、全く新しい感覚が目覚めますから・・・。
さて、明日は久々のれんしう!そして久々の音種!がんばるぞー。
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