2007-07-20

夏は

憂鬱な季節ですね。何をする気も起きません。

しかし!これではいけませんので、せめて自室や喫茶店で英気を養うことに励んでおります。

家で読書するのも楽しいものですが、喫茶店の座り心地の良い椅子に座って紅茶を飲みながら本を読むのもまた格別です。

というわけで今日は「最近聴いた音盤」ならぬ「最近読んだ本」をご紹介します。

まだ7月なんだよな~。はよ涼しくなれ。

Hannonngakuronnsyuu 「高柳昌行/汎音楽論集」

戦後の日本ジャズ”黎明期”から活躍するギタリスト/インプロヴァイザー高柳昌行が書き遺した音楽論、レビュー、インタビュー等を集めた本です。「これすらも彼の演奏の一部なんじゃないか」と思わせる程に躍動感溢れる文体、そして一貫して感じられる厳しくストイックな姿勢、全ミュージシャン必読の書だと思います。

Sumire 「草間彌生/すみれ強迫」

去年だったか一昨年だったか、草間彌生の絵を見て感動し「この人は(当然だけど)凄い世界を持っている人だ」と思いましたが、まさかこんな素晴らしい小説も書いているとは。思いもかけず素晴らしく切実で切迫した、本当の意味で美しい本でした。

Zennkokusweets 「全国スイーツ巡業/芝田山親方(第62代横綱 大乃国)」

元横綱が全国の「甘いもの」を紹介するというだけで、相撲もスイーツも大好きな私は興奮ですが、単なるお気楽な「グルメ本」じゃあないんです。親方の甘いものに対する哲学からはじまって、全国の銘菓のひとつひとつの丁寧な解説には、勝負の世界で生きている”漢”ならではの厳しい”愛”があります。

Tanka 「啖呵こそ、わが稼業/会津家本家六代目 坂田春夫」

縁日や繁華街で露店を出し、威勢の良い「啖呵売り」で商品を売る「香具師(やし)」の戦後を、香具師の親分がリアルに語る聞き語り本です。香具師の啖呵は、今では日常で聞くことはありませんが、昭和の文化、風物詩を支えてきた人達として彼らが存在していたと、認識を新たにしました。これは全商売人必読の書でしょう。

Ototokotova「フルトヴェングラー/音と言葉」

指揮者として著名なフルトヴェングラーですが、著書も素晴らしいですね。

この本は今熟読中、すごく面白いです。

2007-07-07

今年もやってまいりましたよ~

大浜サマーフェスティバル
7/7(土)・7/8(日) 2日間開催
場所 大浜海浜公園
7日 15:00~22:00(予定)
8日 13:00~21:30(予定)
観覧無料

と、いうわけで、今年もやってまいりました。地元バンドが総力戦の死闘を尽くす夏の一大祭典「大浜サマー・フェスティバル」でございます。

えぇと、7月7日、8日の2日間ということは、今日は既にもう始まっておりますね。今頃はベースの康生のバンド”ガーサス”が活躍していることでしょう。

我々は明日の午後3時からの出演になります。

えぇぇと、今回もキャプテンがお仕事の都合で出演できず(無念!)、私(ts)、朝兼氏(pianica)、金井君(g)、康生(b)の四人での出演となります。

2007-05-30

イベントです!

Ryouyoutyuu どうもお久しぶりです、久々のリーダーでございます。

いやぁ~、つい一昨日は従兄弟の同級生のT氏の結婚式の3次会での演奏、その前も結婚式の2次会での演奏と、幸せな場での演奏のお声がかかることのありがたさが身に染みております。本当にありがたいことです。

さて、6/2は久々にライヴ・イベントに出演でございます。

『泪橋presents
Noise Sanatoriumにて療養中』


6月2日(土) at.ASIVI 
Open:19:30~

チケット(前売り)¥1500

     (当日) ¥1800
     
    ※いずれも1drink付

《出演》

AMAMJAUBB

Irico

カサリンチュ

ガーサス

チャゲ&カツアゲJUMPS

泪橋


《プレイガイド》

ASIVI(53-2223) Cafe Clo-bar(53-8287)

Jungle base(53-7976) Soundspal(53-5340)


先日リリースしたアルバムも好評の泪橋主催のイベント「Noise Sanatoriumにて療養中」、いよいよ開催でございます。最近は”歌モノ”もこなす実力派Amamujaubbに、爽やか男子デュオ、カサリチュ、チルなインストゥルメンタル、ガーサス、トランスロールなカツアゲJUMPS(チャゲって誰?気になる・・・)、そして何をか言わんやの大人気ロックンロール・バンド泪橋に我がIricoでございます。

メンツは言うまでもありません。”濃厚”から”特濃”から”極濃”までがズラリと揃った極上メンツでございます。正直客として観ても良いと思います。

というわけで最初から最後まで、決して退屈させないメンツでございますので、どうぞ皆様、お気軽にお越しいただきましてかぶりつきでご覧頂けましたら幸いです。チケットはサウンズパルでも売ってますし、メンバーも持っておりますので、声をかけてくださいね。あ、当日は私会場のBGM係も致しますこちらもどうぞお楽しみ(?)に。

2007-02-10

明日です!

Metarika 『メタリカが解散したら俺は泣く Vol.1』

2007年 2月11日(日曜日)

於:ASIVI

時:pm19:30 START

券:前売り¥1500


出演者. ガスコイン
     
    カツアゲJUMP'S

    花月

    次郎

    泪橋

    Irico

     AMAMJAUBB
    
    GARSAS

    R・B・C

    Irico

    他

というわけで明日でございます。急遽決定(つうか私が主催者様の電話番号を間違って登録してしまったために連絡がつかなかったので・汗)故ポスターにクレジットはございませんが、我がIricoも出演致します。チケットはサウンズパルでも好評発売中でございます。みんな買ってね♪

尚、今週頭に我らがキャプテンが負傷しました。右手の指の付け根辺りをザックリ切ってしまう重傷でございます。怪我が怪我だけに明日は残念ながら出演できませんが、代理でGARSASのジロー氏にドラムをお願いしております。明日は果たしてどうなるか!?これからリハーサルです。ジロー君よろしくです。そしてキャプテン、カタキは撃ってくるぜ!(何のじゃ!!)

2007-01-17

てれびはじめました

Kikakusyo おはようございます。

えぇと、実に急な話で、加えまして私事で大変恐縮です。

不肖わたくし、この度奄美テレビの番組でコーナーを持つことになりました。

奄美テレビで毎週土曜日に放送している「情報DX」という番組の中で、10分間私が音楽(音盤)についてくっちゃべるという番組です。

つまりお店でお客さんに「こぉれイイんですよぉ~」と音盤をオススメしているのと、やってることはまんま同じです。でも、私は「島のために私が今できることはコレしかない」と思ってます。

奄美という狭い島の中の小さな話ではありますが、この島の人々が音楽によって感性がどんどん豊かになって、互いに「アレ、いいよね」「コレが最高なんだー」、もしくは「お前何聴いてんの?おぉ、それは分からんけど何か良さそうだね」という、忘れかけている文化的コミュニケーションが復活すれば幸いです。

で、「奄美っていろんな音楽が盛んで、奄美の人は音楽が本当に好きでいろんなこと知ってて素晴らしいところだよね」と、奄美以外の土地で言われるようになれば、これはもう奄美が誇る立派な特産物になり得るでしょう。

という訳で、他にも色々と言いたいことは山ほどありますが、それは追々番組内で、ビックリするぐらい甘く美味しい毒として小出しに吐いていきたいと思っております。

明日は早速収録です。只今収録に使うCDを選別してポイントをラフな原稿に落としておるところでございます。

それでは皆様、どうぞお楽しみに。

2007-01-16

小ネタ

Satokunitaka 先日、とある方から里国隆に関する貴重な記事が載っている「毎日グラフ(1978年)」のコピーを頂きました。内容は「さすらいの盲目の唄者」里国隆に関するリアルなドキュメントで、島唄に関しては門外漢である私も思わず「うううむ、凄い・・・」と唸ってしまうような濃いことばかり書いてあり、ついつい夢中で読んでました。

写真もカッコイイですね。1970年代の名瀬の街(屋仁川や奄美本通り、永田橋市場)や笠利の集落の写真なんかはとてもグッときます。

さて、その中で気になる写真(上)を見つけました。写真は奄美本通りで里国隆の演奏を聴いている少年が写ってるんですけど、その手元に注目。

Syone ←コレ!コレ!!

間違いなくスケートボードです。

う~ん、この写真に写ってる少年はもしかしてユーキ殿???それともDUG兄・・・????

2007-01-10

今年もよろしくお願いします。

あけましておめでとうございます。やっと年末年始のドタバタも終わり、去年から通っていた経営塾もようやく終了のメドが付き、年末年始のドタバタでおろそかになっていた日常業務も連日の鬼残業を経てようやく何とか片付きそうです。おはようございます、音信不通になっておりました皆様、大変申し訳ございません。もうね、耳から火が出るほど忙しかったのですよ。コレが直接儲けに繋がれば良いのですが、ははは・・・。

という訳でIricoはキャプテンが下で仰っているように、去年の始まりは大変な状況でしたが、秋口頃から徐々に波に乗ってる感じがしております。既に今年出演(Irico、ソロ、メンバーそれぞれのユニット活動含めて)のイベントも続々決定しておりますので、塾が終了したら落ち着く間もなくリハーサルですね。えぇ、頑張りますよ。

さて、今年のIricoは、音楽的に更なる成長を遂げたいと思います。具体的にはメンバーそれぞれの作曲を如何に具現化できるか、を課題にひとつひとつの曲をしっかりと仕上げてさらに仕上がった演奏に対してどこまでの展開を模索できるかです。

多少難しい話になってきましたが、今年はまず何と言っても私を含めメンバーそれぞれの技術的な成長を第一目標に「良い音」を出して行けたら良いと思っております。今年もIricoをどうぞよろしくお願い致します。

で、今日のオススメは鈴木正人さんの「Unfixed Music」と、大コルトレーンの「カルテット・プレイズ」です。

Unfixed_music 鈴木正人さんに関しては私よりも妻がもう大ファンで、リトル・クリーチャーズ・デビュー当時から作品を購入していたということですから、ここでヘタなことを書くと激しく罵られそうです(笑)。が、リトル・クリーチャーズのベーシストとして、UAをはじめ、様々なヴォーカリストのバックバンドやセッション等で長年サイドマンとして活躍してきた氏の、満を持してのデビュー・アルバムであるところの本作は、全編に漂う都会的なセンスが本当に素晴らしい。編成は基本的にベースを中心にしたシンプルなものですが、そこにUA、青柳拓次、青木タイセイ、外山明、高田漣といった日本を代表する実力派アーティスト達がゲストとして参加し、彩りを加えております。サウンドとしては一言で言えば「クールなニッティング・ファクトリー」でしょうか。知性と表裏一体になったプリミティヴさがクールなサウンドの中を浮遊する心地よいものです。あー、こういう「ジャズ的だけどどの音楽にも引っかかれる音」って憧れだなー。

Quartet_plays続いてはコルトレーン。このアルバムは私が「初めてアナログで買ったコルトレーン」でありまして、えぇ、大変に思い入れのある作品です。もう何百回も聴いて来てるのですが、昨日は某所で夕食を採っていたら、オシャレなレストランらしくコルトレーンの「バラード」が流れてたんですね。「セイ・イット」で始まって”曲として”大好きな「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ」からたゆたう一連の流れ。「ホワッツ・ニュー」が流れて「あぁ、もうあと少しでアルバム終わりだな・・・」なんて思いながら食後の紅茶を飲んでると思惑通り「イージー・トゥ・リメンバー」から「ナンシー」でエンディング。コレももう何百回聴いてるアルバムなんですが、やっぱり良いですね。コルトレーンのバラード、ワンパターンだけど。フレーズ、甘くないけど。エンディングはおろか台詞まで覚えてるのに、飽きずに何度も見る名画を鑑賞し終わった後の安心感と似てます。で、問題はその後、「ナンシー」が終わってフワフワした気分に浸ってたらいきなり不穏な空気と共に「カルテット・プイレズ」の一曲目「チム・チム・チェリー」のイントロが!「まさか!」と思ったらそのまんまこのアルバムが流れました。「バラード」とはガラッと趣の異なる、あからさまにストイックで、せっぱ詰まった激情が鬱屈としたサウンドの中で煮立っている”いつもの大好きな”コルトレーン。まさかオシャレなレストランで、しかもよりによって「バラード」の後に・・・。しかし家で味わう高揚感(私の持つ高揚感はジトッとした、鬱性の果てにムクムクと立ち上がってくるものなのです。)とはまた異質な、突然背後から殴られたような新鮮なスリルを味わいました。

2006-12-26

拝啓、大統領閣下

Gettin 「アメリカの黒い大統領」ことジェームス・ブラウンが昨日亡くなりました。訃報を聞いたのはちょうど昨夜のイベントの会場でした。思わずたまたま一番近くにいた親友のいっせい氏と「何てこった、俺らのJBが死んじまった」としみじみ追悼の意を表しました。そして「つうかお前と一緒にいる時って何故かJB絡みの事が起きるよなぁ~」と、またしみじみ言い合いながら追悼の意を表しました。

私といっせい氏が「俺らのJB」つうのには訳があります。そう、JBはファンクの帝王で(大将軍はジョージ・クリントンで・・・それはまぁいいか)、Iricoの音楽にも少なからず影響を与えている御方でありますが、それ以上に個人として、親友のいっせい氏と一緒にいる時に「たまたま/偶然:JB」ということが何故か起きるのです、まずは私が埼玉に住んでる時に彼がふらりと遊びに来てそん時に二人で呑みながら観た映画が「48時間part2」。Jb 御存知エディ・マーフィーの傑作コメディですが、この映画の最初の方で「エディがゴキゲンでウォークマンでJB聴いてたら護送車が襲撃されてウォークマンが護送車ごと爆発/炎上」というシーンがありますね。

あのシーンは映画の中で我々の最高のお気に入りシーンでした。すっかり感化されて、次の日下北沢をエディ・マーフィーの真似をしながら「あぅっ!」とか「いやぁぁぁぁああ!!」(映画の中でやってたJBのシャウトの物真似です。傍目から見たらそーとーに”イタイ”2人組だったでしょう。)とか言いながら徘徊していたら、通りの向こうからファンキーな音楽が聞こえてくるではありませんか。私が「ヘイベイビー、オレら好みのファンキー・ミュージックが流れてんぜアァ~オ!」といっせい氏に言うと、彼も「アウッ!ハニー、あすこにあんのはオレら好みのファンキー・ストアーに違いないぜ!」と返し。アホな二人組はそのまま「行くべ♪」「行くべ♪」と下北沢の雑踏をファンキーに掻き分けながら音の出てる方に歩いて行くと、そこには看板から建物の古さから何から何までファンキーなレコード屋さんがありました。

Sex_machine いかにも何かヤバいレコードが入ってそうな段ボールが積まれた風格満点の階段を登り、店内に入るとそこはコンクリ打ちっ放しの床に「ROCK」とか「SOUL」とか「JAZZ」とか、テキトーっぽく(でも明らかに”気”が満ちている)書かれて所狭しと並べられた段ボール(通称「エサ箱」)、そして店内の隅にドン!と置かれたでっかいスピーカー、長髪でヒゲ生やした、まるでフランク・ザッパのような店長とおぼしき人、といった店内全てのものから醸される雰囲気は間違いなく”ファンキー”。

大喜びでエサ箱を漁っているうちに、スピーカーから爆音(つうか「ばっくおん!!!!」)で、突如JBが流れ出した瞬間には、それはそれは狂喜したものです。ちなみにそのレコード屋さん「フラッシュ・ディスク・ランチ」といって全国のレコード・ジャンキーから圧倒的な支持を集めている伝説の名店でありました。以来私にとってもそのお店は「全国で最も尊敬するレコード屋」であります。私といっせい氏とJBの「偶然の物語」はまだありますが、ホントにアホなのばっかりなのでここでは省略。とにかく私は素晴らしい音楽を聴かせてくれて、素敵なレコード屋との出会いもセッティングしてくれたJBに感謝してるのであります。

それにしてもクリスマス・イヴの日に肺炎になって病院にかつぎ込まれてクリスマスの日に往生したJB、ファンキー過ぎるぜ!!

エレガントなイベントとアツい”男”トーク

みなさんおはようございます。クリスマスは如何お過ごしでしたか?

私はクリスマス前から友人のお嬢ちゃん(4才)のためのPre-Chiristmas Partyと、母親の誕生日があり、その日から昨日にかけてケーキ漬けで血糖値が過去に例なく上昇しております。糖尿や痛風が怖い30歳です。

で、クリスマス・イブはと言いますと、こりゃもう仕事の方が大忙しで、人様のクリスマス・プレゼントの包装にせっせと精を出しておりましたよ。やっとこさ仕事が終わってかみさんとラーメン屋でM-1見ながらラーメンとケーキ食って、その後屋仁川でグダグダしておりました。既婚者三十路のクリスマス・イブなんてまぁこんなもんですよ。でも正直私のよーなチンピラにはこういうドサっぽいクリスマスの方が落ち着けるんです。ラーメンとケーキ美味しかったなぁ。グダグダするの楽しかったなぁ(嬉)。

そして昨日は行きつけの「SUSU-MUCHO」でクリスマス・パーティーがありました。私も選曲者として出演させていただきましたが、センスの良い選曲で聴かせる出演者の皆さんのかける曲にウットリしました。ついでに自分の選曲もまったりしながらヘッドフォンで聴いてウットリしておりました。

会場にはASA(奄美スケートボード協会)のコータロー君も来ていたので、ヒデユキ画伯とコータロー君と私で一緒テーブルでかなーりアツく語りましたよ。目がギラギラしてる若い人のアツい「男トーク」聞くのは良いもんですね。大いに刺激受けました。ありがとう!

Chapter_one えっとオススメCDは最近コレばっか聴きまくっているガトー・バルビエリです。アルゼンチン出身のテナー奏者でございます。何年か前から「ラテンが来る、ラテンが来る」とうわごとのように私ぁつぶやいてたんですが、キましたねーコレ。ラテンもラテン、どラテンです。哀愁ドバーのキレッキレどひゃ~(何じゃそりゃ)で、回りまくるコブシがもぉたまんないっす。

2006-12-24

腹立ってます

おはようございます、今日3つめのブログの更新に来ました(苦笑)。

いや、実は今日ものすごくハラの立つことがあったんですよ。とりあえず今日はクリスマス・イブじゃないですか。で、昨日お店で高校生のバンドやってる子らに「明日はクリスマス・イブだけど、君らも明日はクリスマス・ライヴとかで忙しいんじゃないの?」と聞いたところ、彼らはちょっと寂しそうな顔をして「いや・・・それがちょっと・・・」と、言葉を濁したんですね。

その様子が余りにもだったんで「どうしたの?」と聞いたら「出演するやつが問題起こして・・・」と。「問題?ははぁ、さては酒とか煙草とかで謹慎喰らったね」と言ったら「いや、謹慎になるようなことは誰もやってないんすよ・・・」と。

これはいよいよ何かおかしいと思って更に聞いたら「実はバンドやってるやつがサイトを持ってて、それに学校の先生の文句書いてたら、それを先生に見つかって、先生が”じゃあお前らのイベントなんか中止じゃ!”で結局イベントそのものができなくなった」と、彼らは言葉もとぎれとぎれに説明するんですね。

これを聞いて何つうかもう本当にクソだと思いましたね。学校の先生はそりゃあ生徒を指導する立場にありますから、嫌われることもウザがられることもあるでしょう。それは会社の上司でも部活の先輩でもバンドのリーダーでも(苦笑)同じです。正直嫌われる方にも嫌う方にも問題はあります。でも最大の問題はこの後です。嫌われる方は「俺、嫌われてるな~、でも指導上必要だし」という信念を持つ、もしくは「嫌われてるけどどこが悪いのかな」と疑問に思い、それがマズイのであれば自己を改善したり、嫌ってる当の本人達と腹を割って話し合って解決の糸口を探すべきでしょう。嫌う方もまた然りです。

今回の件で一番サイテーなことは、その教師が子供達と対話をせずに「ムカついたからダメ!」と、完全に一方的に彼らのイベントそのものを潰してしまったことです。結果から言えば「ウザイ」「キモイ」で相手を全否定する若者のネガティヴ思考と何ら変わりません。や、今の時代大人がそんな体たらくで考えることや”理”を詰めていくことを放棄してしまってるから子供もそーなるのです。だってねぇ、よく「バンドやってる=不良」みたいなのっているじゃないですか、思考停止以外の何ものでもありませんな。少なくとも私の知ってる限りでは何もせんでブラブラしてる奴らよりも、バンドやって音楽好きでしょっちゅう大人と接してる子達の方が礼儀正しくて筋が通ってる爽やかな連中ばかりですよ?

とりあえずこの話を聞いて私も相当頭に来たのですが、彼らには「ね、残念だけど君らはそういう大人にだけはなっちゃダメだぞ。”イベントとか妨害されて悔しかった”っつう気持ちは絶対音楽する上で絶対プラスに働くからね。」と言っておきました。

今日はちと散々なことを書いてしまったのでお詫びにキュートな画像をどぞ!

Giant 某商店で見かけた「ジャイアント・カプリコ」の「100本入りBOX」です。いつか金持ちになったらジャイアント・カプリコをこの入れ物ごと買いたいと思います。

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