2006-12-20

いろいろなこと

Irico 大変ご無沙汰しております。師走はやっぱり忙しく、メンバー皆もそれぞれ仕事や年中行事やイベント事などでバタバタしております。このブログの更新も滞りがちで大変申し訳ありません。バンドのサウンド同様、初心に戻って真面目に更新していかねばなりませんね。というわけで今後マメに更新したいと思いますのでどうかよろしくお願いします。

さて、今月は12月9日に「奄美ディストーションユニオン」様主催のバンドイベント「NICE PARTY」に出演させていただきました。この日はちょうど親交のある福島幹夫さん(KILLING FLOOR他でサックスやベースなどをプレイしているマルチ・プレイヤーなのです)と、パーカッション&ディジュリドゥ奏者の小林睦実さんが来島されていて、福島さん達には無理を言って我がIricoとセッションしていただき、更にイベントの主催のディストーションユニオンと今回の仕切り頭であったバンド「花月」のしゅういちろうさんに頼み込んでイベントに参加させていただいた形となりました(しゅういちろうさん、参加バンドの皆さん、スタッフの皆さん、本当にすいませんでした。そして快く引き受けてくださって本当にありがとうございました!)。

Mikioiriconjyou

イベント自体は本当に「ナイスなパーティー」でした。毎回参加させてもらっている形ですが、シマで屈指のアツいROCKスピリッツを持つバンドの皆さんの熱演に毎度毎度圧倒されます。正直今、一番緊張するイベントであります。毎回楽屋で「うわ、すっげぇ盛り上がってる。ウチら出て盛り下がったらどうしよう・・・」と、不安になるのです。

更に今回は我々がこのイベントのトリ(ひえぇぇえええ!)。ヘタな演奏をしてお客さんが帰ろうものなら大変です。気を引き締めてステージに立って演奏。いつもは序盤に割と難しい(印象の)曲を演奏して徐々に後半に行くに従ってポップで分かり易い(印象の)曲をやるのが最近の我々のパターンだったのですが、今回はちと思うところあって、序盤からポップな3コードファンク「FUNKY893」でスタート。

Mikiriconjyou 演奏が始まって1曲目が終わって客席を恐る恐る見てみたら

・・・・お、お客さん・・・・帰って・・・・?・・・なーーーーい(嬉)!!!!

我々の演奏としてはなかなかに良いツカミでした。というよりもこの日の他のバンドの皆さんの演奏がきっと「最後まで期待させるもの」であり、この日のお客さんのテンションが最後まで素晴らしいものであったのでしょう。それから割と新曲系の「Midnight pic.」から、いつものオープニング曲であるところの「寂しい女のような人」。ここで福島さんと小林さんがアルト・サックス&ディジュリドゥ/パーカッションで乱入。残念ながら今回もピアニカのアサケン氏がいなかったので「フロント3つ巴の大混戦」にはなりませんでしたが、久々に福島さんとバトルできて本当に楽しかったです(※後日某お客さん談「お前カッコ良かったよ!あんな凄いアルトの人の隣りでお前、負けとらんかったわ。あ、勝ってもなかったけど(笑)」)。その後Irico vs福島組のステージは終わり、後半は私と金井君とコーセイが一旦引っ込んでOUT TO LUNCH/泪橋の金城さんがギターを抱えてステージに上がり、福島さん(as)、小林さん(perc、ディジュ)、金城さん(g)、我らがユーキ殿(ds)の4人でセッション開始!この日のセッションは、福島さんと金城さんが共通の友人(「愚弁」というバンドのフロントマンである谷口氏)を通じて間接的に知り合いであったという縁もあり、妙な盛り上がりを見せていました。80’sノー・ウェイヴのよーなジャーマン・サイケのような独特のサウンドは「何これ!?みんなオレの知らねーとこで打ち合わせしてたな!!??」と思わせるほどガッチリはまってました。途中から私もテナーを持って参戦。それにしても福島さんのアルトの音はセクシーだなぁ、小林さんのディジュもすごい洗練されてたなぁ、金城さんのカッティング、大人だったなぁ、ユーキ殿のドラムはマシーンだったなぁ・・・。と、色んな意味で感慨深いセッションでした。改めてこの日のイベントの主催側の皆さんと会場の皆さん、そして遙々東京からお越し下さったお二人に御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

※写真協力は「くれ商店」さんとまっするさんでした!こちらもありがとうございました。

2006-11-17

明日はGO!GO!JOLLY NIGHT

Go_go_jolly_1 「Cafe-clo-bar」に於いて「Go!Go!Jolly Night」。我がIricoも出演します。今回はピアニカのAsaken氏とギターのカナイマンが共にそれぞれ仕事で奄美を離れております。久々のトリオ編成での演奏になります。楽しみだなぁ~。入場料は格安の¥1000ですよ!¥1000!!

詳細は以下の通りです。

【GO!GO!JOLLY NIGHT】

11/18(土)

at.Cafe Clo-bar 

Open.19:30 Start.20:00 入場料¥1000(with1drink)

出演

Summer Monkey

Irico

花月

Out To Lunch

Issei

Kirk

Gascoigne

あきら

Come

問い合わせ『Cafe Clo-bar』 0997-53-8287

2006-09-29

告知ですよ

Kind_of_blue とりあえずイベント事、たくさんあります。

まずは明日

【messenger -one guitar,one human】

出演:金城雅樹(泪橋)
   
   たつひろ(カサリンチュ)
   
   こうすけ(カサリンチュ)

   Syunrei(Irico)

   りょう(スネオブラジャーズ)

   芳本次郎(ワルシャワ)

   狂死(The 飼育)

   いっせー(ワルシャワ)

   あきら
   
   Vo.タイガー (ex.タイガージェット)

2006.9.30.(土) at.Cafe Clo-bar

Open 19:00 Start 19:30

チケット:前売り¥1000(w1drink) 当日¥1500(w1drink)

Infomation:Cafe Clo-bar(tel0997-53-8287)

いつもお世話になっているうっちーさん主催の弾き語りアコースティック・ナイトでございます。普段はバンドなどで活躍している人達が完全に「唄とギター」だけでそれぞれのパフォーマンスを繰り広げます。どうぞお楽しみに。私は今回ブルース弾き語りでの参戦です。

そして

【音聴き会 ~奄美にカークの花が咲く~】

10/8(日) Pm9:00Start

場所:「Cafe clo-bar」

住所:奄美市名瀬入舟町11-12-2F

℡:0997-53-8227

パネリスト:高野 雲 (音書き係/カフェ・モンマルトル)
     &高良俊礼(音売り係/サウンズパル)


入場料¥1500(1ドリンク付)

お問い合わせ

高野 雲:outfrontoutthereouttolunch@yahoo.co.jp (メール)

サウンズパル:soundspal@po3.synapse.ne.jp(メール)/0997-53-5340(店・電話番号)

我が「音友」にしてジャズライターの高野雲さんが主催する音楽鑑賞イベント「音聴き会」が、いよいよ奄美上陸です。

「音聴き会」とは、一言で言えば「ジャズを大音量で楽しく聴くイベント」です。

初心者もマニアもどんどこいの高野氏がジャズの名曲を厳選してかけ、ついでに解説までしてしまおうというこのイベント、東京では月1のペースで開催していて、その記念すべきラッキー7の7回目が奄美で開催というわけなのであります。

今回は盲目の”ジャズ怪人”ローランド・カークを大特集します。カークといえば「サックスを3本同時に吹いてタダモノじゃない」とか、「ブルースからソウル/ファンクまで何でもこなす”一人ジューク・ボックス”みたいな人だ」とか、そのへんの面白いエピソードも色々あります。とにかくジャズのフィールドにいながらブラック・ミュージックの歴史そのものをディフォルメして体現させてくれるような、とにかく2人といない楽しく深い個性の持ち主なので、きっと飽きさせないイベントとなるでしょう。


会終了後は、ライブもやります。 我がIricoと雲&蛍博士のによる禁断の即興ユニット「ボスタング」によるガチンコファイト「Iri-Cong」セッション!昨年雲さん&博士さんが御来島の折に某山奥のアジトのよーな小屋でセッションしてとんでもない狂演が生まれ「ヤバイね、ヤバイね」と仲間内で言ってたのですが、いよいよこの恐るべきユニットの全貌が白日の下に晒されます(笑)。つうか人前でやっていいのか!?ヤバイんじゃない?ヤバイんじゃないコレ?という感じです。うわぁ~、ドキドキするなぁ~・・・。

そして再来週は

念願のIricoでのイベント出演オファーありました!詳細決まったらUPします。

今現在聴いているのはマイルスの「Kind Of Blue」。この驚異的な音の動きの少なさからは、いつも得るものがあります。

2006-08-21

アチかった!

_023 はい!というわけで今年も「大浜サマー・フェスティバル」に参加してきましたよ。我がIricoの出番は1時頃ってことだったので12時半頃会場入りしておりましたら、既に我がメンバーのユーキ君とこーせーが楽しく野球しておりました(笑)。

私はと言えば長袖にバスタオルをすっぽり被って完全武装。いや、そうでもせんとライヴ終わったらすぐ仕事の身としては体力を少しでも温存しておかないと多分夕方までに死んでしまうのではないかという暑さ、さらに南国特有の凄まじい日射しが万遍なく降り注いでおりますので、体感温度は軽く温度計を振り切っている熱さには、私のようなインドア派はコロリとやられてしまうのです。

心の準備もままならないまま、出番はあっと言う間にやってきました。それまではぐったりしていたのですが、演奏はどういう状況であれ、気を抜く訳にはいきません。本気の本ちゃんモードで破天荒ぶり全開!予定外のエンディング(?)も含め、ステージは本当に一瞬でしたが、果たしてどういう仕上がりになったのでしょうか?

個人的に「夏の野外」というのは鬼門と呼んでいいほど最悪の相性ではありますが、昨日は例外的に演奏そのものを純粋に楽しむことが出来ました。何よりも元気一杯にイカス音を出してくれたメンバーのお陰です。来年もまた出演したいな。

2006-07-19

どうも!最近です。

Humen うぉおー!!7/7の板橋さんvs太田さんのライヴ、最高でしたよー!我々にとっては余りにも素晴らしい経験すぎてしばらく言葉もないぐらいでした。今回も激しくて切ないフレーズをガンガンゴンゴンに叩き付ける板橋さんの威力と、それに柔軟に対応する太田さんのプレイ(つうかヴァイオリンの生音にエフェクトかけてのギュンギュンな音に、歌に語りにホーミーに何でもアリ!何者なんだ、コノ人は!!)がまた素晴らしくて、終始ポカーっと見ているしかないぐらいに壮絶な演奏でした。あ、我々の演奏も充実してましたよ。今回は体調不良の私を、メンバーみんながカヴァーして余りあるぐらいの気合いの入ったプレイをしてくれました。感謝です。

さて、7月はいろんなイベントありましたね~。て、まだあと10日ありますが(苦笑)、何かとバテ気味な夏ではありますが、死なない程度にね、頑張りますよ。あ、お店でも17日から「大コルトレーン祭」というイベントもやっておりますのでコルトレーン・フリークな方は是非。

訳で最近のオススメですが

2006-07-06

今週末ライヴです。

Watarase_1 暑いですね。連日30℃越えって、そんなの人間が住める気温じゃありません。おまけに風邪までひいて踏んだり蹴ったりです。夏風邪、治んね~。

いやいや、風邪など引いている場合ではありません。というわけで。

『A Night In ASIVI JAZZ』

PIANO:板橋文夫 VIOLIN:太田恵資

Opening Act:中村瑞希・吉原まりか、Irico

Open 6:30pm START 7:00pm

会場:屋仁川通り ASIVI

チケット

前売:¥3000 当日:¥3300

(高校生以下) 前売:1000 当日:¥1300

主催:06奄美板橋計画実行委員会

プレイガイド:まつや/サウンズパル/セントラル楽器/ASIVI

板橋さんの来島は今回で3度目ですが、毎回毎回素敵なゲストを連れて来て、それで毎回毎回演奏の内容が微妙に違って、とても素敵なんですよ。いやもう「素敵」、それしか言いようがないです。とにかく観に来て下さい!板橋さんと太田さんのデュオなんてそう滅多に拝めるものじゃないですよ。とにかく凄い演奏になると思いますよ。我々も頑張ります。

2006-06-22

ライヴライヴ!

Go_go_jolly 6月18日は久々のライヴでした。今回のライヴはバンドでも個人的にも何かとお世話になっているスーパーギタリスト大樹さんのお店「Sion’s Cafe」が「Cafe Clo-bar」と名前を変えてリニューアル・オープンしたそのオープン記念イベントで、奄美でイカすサウンドを放っているバリバリのロック・バンドの皆様方のお誘いに応じる形で演奏させていただきました。

他のバンドの皆さんの演奏は非常に安定していて、一言でとても「上手いな~」という感じで観ていたのですが、それよりも何よりも、皆さん本当にロックや演奏することが大好きで、嬉々として演奏している様子が伝わってきて、素直に「イイ!」んですね。

今の音楽シーン(ていうかそんなものあるのか?)を見てみると、都会のバンドも田舎のバンドも、ほとんどが何か「メジャーなもの」に向かってる感じがあって、まぁそれはそれでその人達にとってはそういう目標みたいなものがって、それに向かって一生懸命やってるというのは非常に素晴らしいんだけれども、肝心の音楽が「みんなが適当に楽しめるもの」に向かってるような気がして、ちょっと喉のところに小骨がつっかえるような感覚を覚えるのですが、こうやって田舎のイベントだろうが何だろうが、それぞれが「いいんだよ、オレらぁ好きな音楽やってるからそれでいいんだよ」という雰囲気に勝る感動ってないように思えます。Cafe Clo-barの大樹さんとユキコ姐さん、イベント出演者の皆様、本当に素敵なイベントに誘ってくださってありがとうございました。

演奏は満足です。体調は最悪でもリハ不足でも、「演奏」というのはその別の次元にあるのだなと思いました。今度は7月8日、板橋文夫さんのオープニング・アクトでのライヴになりますので、現時点で改良の余地がある部分をクリアして行きたいと思います。

今回のライヴで、今後のIricoの音楽性をどう発展させて行こうか、ちょっとヒントみたいなものを頂きました。とりあえずは

Arsenio BrugariaDominika Tarkish The_dirtbombs

この辺りの音を聴いて英気を養おうと思います。

で、以下は私個人のイベント告知です。

『Round About Midnight Vol.3』

2006.6.25 Sunday

at.『Cafe Clo-bar』

Start/pm21:00

door only ¥1500 -w.1drink

infomation/0997-53-8227(Cafe Clo-bar)

*** Selecter ***

Sekimikarie

Tsukasa

Kubota

Kazuhito

*** LIVE ***

Syunrei Takara

Must&Nobu

Mikarin

VJ

903

久々にサックス・ソロやりますんでよろしくお願いします。

2006-05-03

グッときてみる

いいですね、嬉しいですね。というわけで、久々にバンドの練習を再開しました。年明け以降の我々は、練習場所がなくなったり、メンバーのSHOJI君が仕事の都合で上京したり、もう踏んだり蹴ったりの悲惨なものでしたが、4月の後半になってようやく練習場が見つかり、新メンバーも入り、やっと「マトモなバンド活動」が出来る環境が整いました。
新メンバーのKANAIMAN君は、とてもカンのいい人です。Iricoの楽曲の要点だけを「こんな感じで、次はこのコードで・・・」と説明しただけで、もう「何となくそれっぽい音」が出せてます。前任のSHOJI君は、音やフレーズを作る時は慎重に慎重に試行錯誤を繰り返しながら、フレーズ完成の段階では「え?どっからそんなフレーズ持ってきたの??」と思わせるぐらいはっちゃけた、練習時のフレーズの断面すら見えないフリーキーなプレイで周囲を驚かせておりましたが、KANAIMAN君は最初に音出す時は「ガーン!」と思いっきり出して、そこから慎重に調整を重ねていくタイプのようです。
一度音出して「こんな感じですか?これでいいですか?」と、聴いてまた音を出して、音を出す毎に彼のフレーズがどんどん洗練されていくのが分かります。またも良いメンバーに恵まれて、我々は幸せです。
さ、あとは練習を重ねながら、バンド全体のサウンドをもいっちょ引き締めていかなければ!!私のテナーもヘタクソになっていたので、個人練習頑張ります(反省)。
最近の私の音楽的傾向は、ラテンもの。ラテンの複雑なビートの重なり合いと哀愁のメロディーにグッと来ます。
Deep_rumbaキップ・ハンラハン・プロデュースの「Deep Rumba」は典型ですね。縦横斜めからのビートの十字砲火!!耳で追って行くとどのリズムが軸になってるのか分からなくなって混乱しますが、カギはリズムとリズムの交差する「真空地帯」、つまりビートが鳴ってない部分にあるのでしょう。こういうのが一発で「バシッ!」と決まるのってすごいなぁ、ライヴとかエライことになってるんだろうな。観たいなぁ・・・。
Santana3 なんだかんだ言って頻繁に聴いてるサンタナ師匠の「3」も良い感じです。ギターの「泣き」がやっぱり独特ですな。奏法的にはこの時代のロックの人達の多くがそうであるように、ブルースを下敷きにしてるんだろうけど、このアフロ・アメリカンではない、アングロサクソンでもない「赤いフィーリング」は、やっぱラテン。これは奏法やリズムの分析などせずに、ただひたすら爆音で聴きまくりたい一枚です。
Images_on_guitar 「アフロ・フィーリング濃厚なボサ・ノヴァ・ギター」と言えばバーデン・パウエル。何気ないフレーズの中に、ものすごい技巧を凝らしているのが凄いていうか本当に凄すぎな人で、ノリのいい曲から格調高いバラードまで、しっかりとグルーヴしとります。「ボサ・ノヴァ・ギター」つったら、あのユルい感じの「ちゃっちゃちゃらっ」という小気味良いカッテングばかりを想像してしまいがちですが、この人のギターはそんな「常識」を軽く覆します。
Bophana ボサ・ノヴァ繋がりで日本のグループ「Bophana」も良い感じです。顔はカワイイのに声は渋いヴォーカルの女の人と、バカテクなギター、ベースに、単に心地よいだけじゃない、ボサ・ノヴァ以外にもサンバやショーロなど、ブラジリアン・ルーツ・ミュージックのコアな部分のサウンドもしっかりと消化した本物指向なサウンドに、これまたグッときます。

2006-04-28

復活!!!!

我がIricoの新たな根拠地が決定しました!!場所は市内にある(て、音種がある旧笠利町も合併して市内になったのね~)某カフェ。前々から交渉して「いいよ」という返事は頂いていたので、昨日最終的な調整の話し合い(時間どうするとか機材どうするとか)に行って、諸々の細かい調整が完了致しました。

という訳でメンバー諸氏、明後日に備えて戦闘モードに入ってください。

African_rhythms 私も最近は小鳥の世話をしたり、本を読みふけったり、カイロプラクティックに通ったり、すっかり「インドアモード」が定着しているので、切り替えねばいけませんね。

というわけで今日は朝から最っ高にカッコイイAfro Jazz Funkをガンッガン聴いております。とりあえず今は「ワンネス・オブ・ジュジュ/アフリカン・リズムス」!!コノ人達は70年代頭に「ジュジュ」という名前のフリー・ジャズ系バンドとしてデビューし、70年代半ばに突如アフロ・ファンクに路線を変更。ポップでドープなグルーヴと全体からムンムン立ちこめる黒いフィーリングがたまりません。

Strange_selestualroad 思い出したように聴いてカッコ良かったのがサン・ラの81年作「ストレンジ・セレスチャルロード」ロング・トラックが全3曲の手強いアルバムですが、サン・ラの作品の中では1、2を争うファンキーさと雑多な音のタペストリーがこれまた堪りません。妖しく浮遊するダウナーなバックの上をチャカチャカみょんみょん行き来するファンク・ギター(エレキ)が良いですね。ジャズとかファンクとかじゃなくても、例えばフランク・ザッパとかビーフハートとか、そのへんのロックが好きな人でもイケますよ。きっと。

2006-04-07

カイロプラクッティッ君

_051_2 キャプテン、スケートショップ「AMACMA」オープンおめでとう!純粋にスケボーが好きな若い人達の活動拠点になるといいね。応援してます。

【カイロプラクティッ君】

さて、インドアな私、一日中立ちっぱなし/適度な運動ナシの生活がたたって体調不良に悩まされておりました。これから夏だし、ヒザや背中が痛くなることの予防も兼ねて、意を決してカイロプラクティックというものに行って参りました。

場所は市内のとあるビルの一室、しかも夜中だったので、「おい大丈夫か~?こんな時間やってるか~?」などと思いながら、まぁ電話予約していたのですが、ビルの雰囲気と時間帯のイレギュラーさにビビってしまった小心者な私です。

恐る恐るドアを開けて「あの~、昨日予約した者ですが・・・」と聞くと「はいはいどうぞ♪」と、コワモテな顔に似合わず優しい対応の先生がいらっしゃいました。

治療を受ける前に症状等のカウンセリング。まずは私が「昔運動をやってた頃に右ヒザを痛めてしまってそれから定期的にヒザが痛くなるんです。で、左足でいつもかばっているものですから姿勢もおかしくなってるような気がして・・・」と説明すると、先生は「ふむふむ、ではまず鏡の前に真っ直ぐ立ってください。で、ご自分の姿をよく見てください」と。

正に「見てビックリ!」とはこのことです。何と私の「真っ直ぐ立ったつもり」の姿勢は右半身が前のめりになるような感じで、しかも右肩が微妙に上がっていたのです。

「うん、悪いのは右半身ですが、長年かばってきたんでしょう。負担が全部左足に来てますね。ハッキリ言って左足の骨と筋肉はかなり疲労してます。では、それを矯正しましょう」と、治療が始まりました。最初はベッドで下半身を包んでの空気圧治療。そして上半身の電気治療、さらには特別な診察台にうつぶせになっての整体。

どんな治療をするのか、足を持ち上げられていきなり「グキッ!」とやられるのかと思ったら、治療はどれも心地よくて、ついついウトウトしてしまうようなものばかり。先生の問いかけに夢見心地で答える私が面白かったのか、「はっは、気持ち良くて眠くなっちゃうでしょ~」と先生。私が実は左利きであるということもズバリ言い当てられました。

一通り治療が終わって「はい、いいですよ。鏡の前に立ってください」と言われたので立ってみると、あれ?さっきの「ちぐはぐ感」がない!肩の高さも水平になってる!!しかも今日までずっと感じてきた左足の圧迫感がない!!!!

カイロプラクティックは初めて行きましたが、まさかこんなに効果があるとは知りませんでした。というわけで来週も行ってきます。

【ジェフ・ベッ君とロイ・ブキャちゃん】

訳あってジェフ・ベックとロイ・ブキャナンのブート盤を聴き漁ってます。

ジェフ・ベックは主に70年代~80年代のライヴものが中心です。60年代にブリティッシュ・ロックの登竜門的バンドであるヤードバーズに加入して、僅か一年で脱退。しかしその後の60年代後半~70年代、ちょっと沈黙期間を置いて80年代まで快進撃を続けます。

ヤードバーズは他にエリック・クラプトンとジミー・ペイジといった超大御所ギタリストを生んでいますが(だから登竜門なのです)、ベックは「ロック大御所おじさん」としてすっかり落ち着いたクラプトンや、レッド・ツェッペリンの印税で食ってる(失礼!)傍ら、プロデューサー業に励んでるジミー・ペイジと違い、最初から最後まで「生涯現役、生涯一ギタリスト」という姿勢を一貫して持ってる人です。で、さらに彼の凄いところは、ロックンロール、ロカビリー、ジャズなど、幅広いジャンルを年代毎に行き来していて、ギターのサウンドなんか結構コロコロ変えていってるにも関わらず、「あ、このギターはジェフ・ベックだな」と、聴く人に分からせるところです。「このサウンドは誰々だ」と分かるギタリストは多いですが、多彩なサウンドと音楽性をモノにして、「これは彼だね!」と一発で分からせるジェフ・ベックはやはり凄い。当然大物なので、ブートも山のようにリリースされてるのですが、ライヴでは自由奔放に弾きまくっていて、もう神懸かりですらあります。

つづくロイ・ブキャナンはアメリカ南部、アーカンソー州生まれのブルース・ロック・ギタリストです。

ジェフ・ベックほどの有名人ではありませんが「ミュージシャンズ・ミュージシャン」として知られ、エリック・クラプトン(彼の音源は全てコレクトしてるというオタクぶり!)、キース・リチャーズ、スティーヴ・ハウ、ジェリー・ガルシア、チェット・アトキンスなどなど、錚々たるロック・スター達が口々に「彼は素晴らしい!」と絶賛しております。

彼のスタイルはいかにも「アメリカン・ブルース・ロック!」な、泥臭く乾いたギター・プレイが売りです。更にそれだけではなく、テレキャスターのギラギラした鋭い音と、とことん乾いていて、それでいてどこか寒々しいようなクールさもある、とにかくクセの強いものです。

ほとんどの曲がインストで、しかも長時間弾きまくりの演奏が多いのですが、ブートだとそれが更に拍車がかかっているのか、もう凄まじいの一言で、聴いてる方もかなり体力を要する手強いギタリストです。この辺が一般にあまりウケずに、ミュージシャンズ・ミュージシャンとして尊敬される所以でしょうか。それにしてもベックもブキャナンも相当にズッシリしった聴き応えを感じさせてくれますね。

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