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2005-09-29

ハイテンション

先週末は楽しみにしていた「Future-Terror CHIBA⇔AMAMI」に行ってまいりました。 すんげー楽しかった!イベント会場内で約3時間踊りぱなっしなんて久々ですね!アッシが行ったのはPM10時30分頃なんですが、すでに盛り上がりまくりで、そこからAM2時ごろまでハシャギっぱなし!サイコー。なかでもF-TてっぺんのNOBUさん、NOBUさんの前に回してたKABUTO君、サイコーでしたぁ。後日当日のVTRで観た(聴いた)373兄も相変わらずキラキラな感じでその場に間に合わなかった事を後悔しまくりです。会場のアシビはデコとか特になく薄暗いフロアーに気持ち良くなぜか笑顔になる空間が広がっていた!とにもかくにも楽しすぎるイベントでした。「Future-Terror 」がどんなパーティーなのかは、 http://sound.jp/future_terror/new.html←コチラのHPで探ってみてね。

で翌日、我らがオオクランプで373兄&F-TSK8軍団とセッション!こちらもやはり昨夜からのテンション&初めて一緒に滑る方々とのセッションなのであがりまくりで普段開始30分は慣らし程度に滑るんですが、即効フルテンションで滑って1時間でフラフラでした!いやぁーこちらも楽しかった。 来年はみんなで関東スケボーツアーに繰り出そーっと!その時は373兄、ヨロシクです(笑)

遊びに夢中で写真が無いのが残念じゃ!

2005-09-20

近場でバカンス

奄美大島の南の方、瀬戸内町へ行ってきました!目的は色々あって第一はカケロマ島で行われた「Disco savannA '05」へ遊びに行くため、次に実家の簡単な電気工事、瀬戸内町周辺のスケボースポットでの下見&撮影、で、最近出来たらしい洋食屋さんでステーキを食べる!って感じです。ほいで9/18夜、10時発の主催者奄美貸しテントさんが手配してくれた海上タクシーでカケロマ島へ出発!コレがまた便利で呼べばすぐ迎えにくるし何人のっても2000円らしい、良い感じの漁船っぽい船なので都会から来られる方にはかなりオススメの乗り物だ。で、約15分くらいでカケロマ島に到着、港に向かえの車が来てて会場へ、5分くらいで満月の月明かり全快のグッドロケーションの会場「プチリゾート」さんに到着

すでに、がんがんゴキゲンダンスミュージックが響いていた。寝る部屋を確保し早速ビーチへ、グッドミュージック&イカしたVJ、空からは満月の光!最高でした。しばらく遊んでるとラウンジでDJさせてもらえる、ちゅー事なのでラウンジへ、すると年齢詐称疑惑全快のDJ色彩君が回してたので一緒にバックトゥバック(片方ずつターンテーブルを使ってレコードをかけあう)ってやつをやった色彩君の16歳?とは思えない懐深い選曲に感心しながら俺の中で彼の年齢詐称は確定した(笑)だってマイコー(マイケル・ジャクソンね)や早朝に「探偵物語のエンディングテーマ」(曲名しらない)かけてんだぜ、高校1年生の選曲じゃないよ、絶対。そんなかラウンジで大体の時間を過ごしたんですが時折外に出るとDJKINGがズンズンやらかしまくってましたね、ド渋でした。AM3時ごろ部屋に行きミトゥイ氏の相変わらずのイケイケっぷりサウンドにヤラれながら就寝。DSC00090翌日AM7時ごろ起床、コーセー(イリコの現ヘルプベース)と一緒にゆるめのDJごっこして(早朝のビーチでthe evensはヤバい)もってきたスケボーでダウンヒル合戦!坂道登るのはしんどいが下る時の冷たい風が最高だった。その後ホテルステッフのお兄さんにスキムボードを教わってやってみた。コレがまた面白い、ボディーボードみたいなのを持って砂浜を波打ち際までダシュ、ボードを海に投 げその上に飛びのって滑るというやつだ!楽し過ぎて砂浜を2・30回ダッシュした、おかげで体中が痛い!ボードに乗るのもなかなか難しくひたすら海面にダイブしまくったしね。んでPM1時ごろ古仁屋に帰ってきてスケート仲間がちょっとしたトラブル発生&負傷(早朝ダウンヒルで)でしょうがなく即、解散。撮影は次回に持ち越された。でヨメの実家へ帰り軽く昼寝をして簡単な電気工事を済ませ、夕食を食べに古仁屋内の洋食屋Rectoさん(ココはおいしいのでオススメですよ)へ待ちに待ったステーキ450gを完食!うまかった。沖縄ぶりのステーキを堪能して名瀬へ帰るつもりがもうあまりにも体がダルく眠いので実家にそのまま泊まり今朝、名瀬に帰ってきてそのまま仕事!スゲー疲れて全身筋肉痛だけど楽しい2日間でした!次は今週末のフューチャーテラーだ!!!楽しみだぜぇー。 まだまだいけるぜ三十路のオレ!

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2005-09-16

奇をてらってるようでストレート。かつ男気溢れる2枚。

9string ギターの弦は6本あるもの。1歩下がって「12弦ギター」とか「4弦ギター」とかあるのはまぁ理解できる。でも9弦って??

と、私をかなり困惑させたのがビッグ・ジョー・ウィリアムス。しかし実際聴いてみると、奇をてらったとこなんて微塵もない、堂々のストレート・アヘッドな弾き語りブルース。不思議といえば確かに不思議な9弦ギターの”ペカペカ”した音を掻き鳴らしながら、野太い声で歌うその姿勢はひたすら一本気でカッコイイ。

この人は根っからのホーボー(放浪者)で、「2週間同じところにとどまったこたぁねぇよ」と公言してはばからない豪快な御仁でもあります。基本になってるのはミシシッピ系の泥臭いスタイルですが、あちこちを旅して過ごした人らしく、楽曲のバリエーションはかなり豊かで、狭い地域のスタイルに固執しない芸人魂みたいなものを感じます。この人の作品はPヴァインから「9弦ギター・ブルース(写真)」「ハイウェイ49」「ジャクソン・ミシシッピ・ブルース」とか、いろいろ出てますが、どれもハズレはありません。どの盤も細かい事を考えさせないタフでラフでパンクなエネルギーが充満しております。

demons_dance そしてもうひとつはジャッキー・マクリーンの「デモンズ・ダンス」。ジャズの老舗中の老舗BLUENOTEから出ておりますが、どうですかこのエグいジャケットは(!)。パッと見は「どこのサイケ・バンドのアルバムだ!」とツッコミを入れたい気持ちが沸き上がってきますが、中身はこれもまた男気の塊のようなストレート・アヘッドなジャズ・アルバムなのです。

ジャッキー・マクリーンは1950年代以降のジャズ。いわゆるモダン・ジャズを代表するアルト・サックス奏者ですが、60年代になると当時対等してきたフリー・ジャズの影響も受け、実験的な作品も発表しておりました。このアルバムは1967年にリリースした、「久々のモダン・ジャズ復帰作」とも言われております。演奏は確かに粋でクールで哀愁漂う、いわゆる「マクリーン節」全開の純度100%のジャズ。でも、単に原点回帰か、「過激なのに疲れたからフツーのジャズをやってみました」とかいうのではない。「秘めた過激さ/斬新さ」みたいなのを感じます。

というわけで男を磨きたい諸兄は上の二枚必聴ですぜ。(リーダー)

大マジック小!!

ookuramp9月16日で30歳になる!ちゅー事で20代最後のスケートに行ってまいりました!

場所はオオクランプ(大倉レストランに設置してるから)。奄美NO1熱いスケーター、コータローさん(あまりにも熱い滑りなので4歳年下だが”さん”づけになっちゃいます)&インラインスケーターのマ-と行ってきました!最近、週2回くらい通えてるので大分滑れるようになりましたねランプ。マーの彼女のヨーキちゃんが来てたので写真を撮ってもらい写真を撮ってもらうためナイスシャッターチャンスを長くしたいからグラインド系を何時もより長く流すのでグラインド系が二人ともちょっと上達しました!マーは撮影が始まる前にケツでコーピングロックをしてしまい負傷、残念でした(笑)約2時間滑って、その後Kバンへここでも熱い壁流し合戦で盛り上がった!なかなか充実した20代最後のスケートセッションでした。コータローさん、マー、ヨーキちゃん、サンキューでした。

でも今日1番笑ったのが、ある老人マジシャンがマジックペンを持って発したらしい「大マジック小」の一言。かなりヤバいマジシャンらしい・・・・・ップ 50-50ko-raro laydback_yuuki

*先日、誕生会を開いてくれたダイスケ・コーセー・マツシマさん・クレさん、来てくれたみなさま、ありがとうございました。感謝してますです。これからも相手してください。

50-0yuuki

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2005-09-06

クールジャズ

subcontious_lee 「その1:リー・コニッツ/サブコンシャス・リー」

名盤以上の名盤じゃなかろうか。

私はバッハの音楽と、レニー・トリスターノとその一派が提唱した「クール・ジャズ」は、クラシックとジャズというジャンルを越えた「血縁音楽」だと思っている。

レニー・トリスターノやリー・コニッツやビリー・バウアーといった、俗に言う”クール派”の人達は、自分達のジャズを、より知的で研ぎ澄まされたものにするために、クラシック、とりわけバッハやシェーンベルクなどの研究に余念がなかったそうだ。

確かに彼らの「スパッ!」と均一に切ったような「縦割りのリズム」や、サックスとピアノ、サックスとギターなんかが対位法的に複雑に絡み合っていくソロ進行なんかを聴くと「ああ、バッハだねぇ」と、妙に納得してしまうのだが、私が「クールジャズはバッハ的だ!」と思える決定的な要素は、もっと他にある。

それは、バッハとクールジャズは共通して「未来的」だということだ。パッと聴くとバッハは最高にクラシックらしいクラシックだし、クールジャズは、いかにもモダン・ジャズ(ハード・バップ)誕生以前の洗練を、これ以上ないほど具体的に感じさせる。

しかし、両者の音に惚れ込んで、ジックリと時間をかけて聴いてみると、非常に現代的なスピード感と、硬質な音の質感、それらが生み出す独特の「後ノリでも先ノリでもない、すべてがドンピシャな”真ん中ノリ”のグルーヴ」に、聴覚がゲシュタルト崩壊を起こしてしまい、両者の音が音楽の歴史をグルッと回って未来に辿り着いて響いているかのような錯覚を感じてしまう。

これは一体どういう感覚だろう?何故大昔の音楽がとても未来的に響くのだろう。いろいろ考えたが、結論らしい結論には未だ辿り着いていない。

おっと、このアルバムについて触れずに終わるところだった。

このアルバムはレニー・トリスターノの高弟、リー・コニッツ(as)のデビュー作で、師匠トリスターノも全面参加した、クールジャズの聖典的アルバム。「クールジャズ」がどういうものか、今日は敢えて説明しません。分からない人はコレを聴いてください。とりあえずバラードの「ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド」は必聴です。「冥王星のラヴ・ソング」(by高野雲氏)です。

・・・「Iricoはクールジャズです」って言っても誰も信じてくれんしなぁ(苦笑)。

(リーダー)

2005-09-02

Iri-Congな夜~「真夜中の仁義なきインプロ抗争編」

DSCF2192 さあ、いよいよ「運命のセッション」の夜がやってまいりました。この日仕事を終えて雲さん御一行が宿泊のホテルで待ち合わせをし、合流して出発。セッションの舞台となるのは本当に人里離れた場所にあるため、まずは食料や飲料水などを補給してから出発することにしました。ちょっとした遠足気分(真夜中ですが・笑)でワクワクする私と皆さん。そして、さらに「これからどんな演奏をするんだろう」と、また別の意味でワクワクする私と雲さん&蛍博士の”演奏参加組”。

車を走らせることおよそ30分。車が市街地から離れていくにつれ、周囲の景色は「闇」の部分が多くなり、これから始まる狂乱のセッションを暗示していることに、我々は気付くこともなく、ごくごく平穏に、やっぱり車内ではジャズやブルースの「濃い話」に興じておりました。

DSCF2184 そしていよいよ我々の「秘密の練習場」に到着!秘密なのでこれ以上の情報は流せませんが、ココがホント凄い場所なんですよ。って、自分たちがこんなこと言うのは何ですが、とにかくディープな所にあるディープなスポット。「こんなとこに都会から来た人連れてきて大丈夫か~」というような、もう辺鄙なとこにある辺鄙な施設ですが、御一行様は「わ~、すごいすごい」と、逆に喜んでおられたようです。

先に到着してたメンバーの音も何か絶好調で、「うん、いいねいいね」な雰囲気の中、とりあえず我々の曲「寂しい女のような人」でオープニング。そしてワン・コードのトランシーな曲をやっているうちに、蛍博士のヴォーカルが乱入。のっけからハイ・テンションでひとつひとつのフレーズにきちんと日本語のヴォーカルを、しかも即興で乗っける蛍博士のヴォーカルの威力というものは、以前から「ボスタング」(雲さんと博士によるユニットです)の映像や音源などで知ってはいましたが、実物を前にして、今まで間接的に知っていたものの、さらにその何倍ものインパクトと説得力を感じました。

DSCF2210

そして、その博士のヴォーカルに、当たり前のように涼しい顔で寄り添って粘着する雲さんのグルーヴィーなベース!!もちろん我々は触発されまくりましたよ。雲さんのベース、博士の変幻自在なヴォーカル(ある時はそれは詩吟であり、またある時はそれはゴスペルのプリーチングであり、どの唄い方、”語り口”からも非常に洗練された知性と、原初の衝動を感じました。その衝動は計らずも我々の演奏と、ギリギリのさじ加減で不思議な調和と安定を生じさせ、そこで生まれたサウンドは我々だけの醸し出すそれでもなく、「ボスタング」が醸し出すそれでもない、特別な、本当に特別な「ひとつのバンドの演奏」になってました。

「これはもうIricoとボスタングの合体ユニット”イリコング”を結成するしかないですねぇ!」と、みんなで盛り上がってたので、ここに「Iri-Cong」の結成を宣言します。いつか一緒にどこかでライヴなんか出来たら最高ですよね。

それから私がギター、雲さんベース、博士ヴォーカル、Asa-ken&shojiのドラムスでやった強烈ブルースがすごかったです。いや(笑)演奏してる時は「うんうん、オーイェー!」な気持ちでやってたのですが、後で録音してたやつを聴いたら、もう本当に「頭の飛んじゃった人達の演奏」でした。雲さん曰く「頭が痛くなるブルース」、ユーキー殿曰く「博士のヴォーカルにロバート・プラントを見た」だそうです(笑)。いやとにかくこの日のある意味でのベスト・トラックでしょう。

そして雲さんと私とでスタンダード・ナンバー「朝日のように爽やかに」では、ムーディーにやっているところで空君のサン・ラばりのキーボードが乱入!!さっきまで犬と戯れててたと思いきや、やはりやってくれました。最高です!そこでまたフリーな感じになだれ込んで「じゃあぼちぼち終わりましょうか」と言った時にはメンバーも御一行もヘロヘロ。しかし!やはり空君だけは元気で、最後までドラム叩いてたのも彼でした。恐るべし!

そしてセッションは和やかなうちに終了。雲さん御家族も蛍博士ペアもディープな奄美を満喫して帰京の途に。雲さん、博士さん、皆さん本当にありがとうございました。「真夜中の仁義なきインプロ抗争」またやりましょうね。いや、今度は「Iri-Cong」でのライヴですかね(笑)。

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